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2005年2月19日 (土)

キューポラのある街

2月18日
「キューポラのある街」を観ました。
けいはんな映画劇場の100回記念上映会です。

1962年、浦山桐郎監督のデビュー作。
鋳物の街、埼玉県川口市を舞台に、労働者の街の底辺に息づく人々の日常、苦悩、喜び、大人と子供それぞれの世界における人種問題を、見事な演出で生き生きと描き出した秀作です。

隣の座席の、老夫婦に付き添ってきた若い女性が、映画が始まると、「白黒なの」と意外そうな呟き。
映画が、カラーが当然となったのはいつごろからだったのでしょうか。
映画のなかで、朝鮮人の子供が、「(ここでの生活が貧乏なのだから)朝鮮に行っても、今以上の貧乏にはなれないよ(なないよ、だったかな)。」と言っていました。日本は、その後の高度成長で、当時のような貧困からは脱しましたが、在日朝鮮人の親に連れられて朝鮮に行った彼らは、どうなったのでしょうか。

ヒロインを演じた吉永小百合が当時18歳という若さで史上最年少のブルーリボン賞主演女優賞を受賞したことでも話題作ですが、この作品は吉永小百合の映画28本目だったんですね。ラジオ/テレビの赤胴鈴之助のさゆり役でデビューしたことは知っていましたが、この作品以前の彼女の映画は見たことがありませんでした。

映画を観た後、けいはんなプラザの斜め向かいにある国会図書館関西館に寄りました。
資料は豊富にあるし、座席も多いが、来館者はほとんどいない。勉強するにはいい場所です。
浦山桐郎監督の脚本がないかなと検索してみたのですが、見当たらなかった。
せっかく寄ったのだからと、映画関係の人名録で、浦山桐郎と吉永小百合の略歴と作品暦などを読んできました。

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