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2005年12月17日 (土)

里山シンポジウム龍谷大学

龍谷大学、金沢大学、朝日新聞社共催のシンポジウム「人をつなぐ 未来をひらく 大学の森 ~里山を「いま」に生かす~」を聴講しました。
龍谷大学 深草学舎 と 金沢大学 角間キャンパス の2会場をテレビ会議でつないでの同時開催です。
1時少し前に龍谷大学の会場に着きました。会場の前では、同時イベントの餅つきをしていました。
1時30分、開会。正面壇上の上部に、右側に自会場、左側に他会場の場景が映写される。
基調講演、パネリスト報告のあと、基調講演者・パネリストの討論、各会場での質疑応答です。
5時過ぎ終了。外はすっかり暗くなっていました。
質疑の中で、朝日新聞社向けに、里山保全の意義をマスコミはもっと報道すべきとの要望が出ていましたが、シンポジウム内容は、12月25日付朝日新聞に掲載予定とのことです。

【基調講演】
河合 雅雄氏 (京都大学名誉教授・霊長類学者)
「森あそびのすすめ」

【パネリスト報告】
江南 和幸 (龍谷大学理工学部教授・「龍谷の森」里山保全の会代表世話人)
「森のある大学:市民と大学人が作る共生きの森」

中村 浩二 (金沢大学教授・金沢大学「角間の里山自然学校」代表)
「大学と地域をつなぐ、『角間の里山』から加賀・能登の里山へ」

杉江 博明 (「龍谷の森」里山保全の会市民グループ世話人)
「森が結ぶ市民と大学―地球の未来をつくる共同実験」

高峰 博保 (石川地域づくり協会コーディネーター)
「森林を未来世代に渡す前にすべきこと」

【ディスカッション】
コーディネーター:天野 幸弘(朝日新聞大阪本社記者)

開催趣旨(龍谷大学 里山学・地域共生学オープン・リサーチ・センター Newsページ引用)
 近年、教育・研究機関である大学の使命として「社会貢献」ということがしきりに言われています。本シンポジウムでは、「森のある大学」としての金沢大学と龍谷大学が、これまでどのような経験を重ねてきたのかを報告しあい、今後の課題と可能性がどのようなものであるのかを明らかにします。

 里山保全の市民団体・NPO等は、全国で800以上あると言われています。この中で、大学が里山林を所有し、保全活動を展開している私たちの事例は、大学ならではの「里山づくり」の特色を有するユニークなものだと思います。「里山づくり」に関する大学の長所は、多様な分野の研究者がいること、高等教育機関として複数の学部・多数の学生を擁していること、教育・研究の機関であって営利を目的とするものではないが故に一般市民から信用・信頼が得やすく、多様な利害関係者が集まりやすいこと、などです。大学の「アカデミックな公共性」が多様な人々の出会いと世代の結びつきとを可能にしていることに、まず注目したいと思います。

 「里山」は、伝統的な農業生活にとって不可欠の森林(農用林)を意味し、また広くは、そうした里山林と田畑やため池などを加えた農業環境の全体(環境省の言う「里地里山」)を意味します。いずれにせよ里山は地域生態系の一種であるとともに「文化としての自然」であり、地域の自然と文化の特性によって異なった性格をもっているに違いありません。「里山づくり」をめぐって、金沢の「角間の里山」と大津の「龍谷の森」とで、どのような共通点があり、どのような違いがあるのでしょうか。今後の可能性と課題において、どのような共通性と違いがあるのでしょうか。それらの点について話しあうと同時に、「里山づくり」を通した大学の「社会貢献」の意義を明らかにしたいと思います。

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