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2006年10月12日 (木)

飛鳥里山クラブ 甘樫丘の樹木

飛鳥里山クラブ講座11回目生物講座「甘樫丘の樹木」です。
甘樫丘豊浦休憩所に集合。
講師は、河野猪太夫さん。
日本は、地球上の位置、気温、降水量などで森林に恵まれた地域であること、森林帯、遷移、極相林についての解説後、甘樫丘の樹木を見て回りました。
配布資料には、甘樫丘に見られる樹木として、42科98種の樹木がリストアップ。
スダジイなどリスト漏れの樹木もあるので、100種以上の樹木が生えているのでしょう。
甘樫丘の遊歩道をほぼ1周し、80種ほどの樹木の説明を受けました。
葉や幹の特徴などメモとりきれず、とても覚えきれない。

ガマズミ、コバノガマズミの実が赤く色づいていました。
モチノキ、クロガネモチ、ソヨゴなどモチノキ科の木の実は未だ赤く色づいていません。
道沿いのナナメノキには、実が付いていないようでした。実がまだ青いので見えないだけかな、それとも、雄木なのかな。
カツラは色づいていましたが、モミジ類やウルシ類の紅葉には早すぎました。
もう少し経てば、甘樫丘の植物は、もっと多彩な姿を見せてくれることでしょう。

ユキノシタ科 ウツギ
Pict4168w800豊浦休憩所の前
花の時期や、実が付いていたら、簡単にわかる木ですが、・・・
今日の散策では、青蛙をよく見かけました。


モチノキ科 モチノキ
Pict4170w800モチノキ科などの木の葉をライターなどの炎で炙ると、黒い輪ができます。「死環」というそうです。葉の組織が熱で破壊され黒変するのですが、モチノキ科の植物に特に顕著に現れます。
圧力によっても葉の組織が破壊され黒変します。モチノキ科のタラヨウは、鉛筆などで圧力を加えた部分だけが黒変し、他の部分は黒変しないので、文字がいつまでも残ります。

クワ科 イヌビワ
Pict4171w800豊浦休憩所から周回路に出たところ
イチジクの仲間で、イチジクを小さくしたような果実をつけます。


カツラ科 カツラ
Pict4174v800フリルがついたハート型の特徴ある葉です。
Pict4176w800実が付いていました。
Pict4177w800

スイカズラ科 ガマズミ
Pict4180w800スイカズラ科 コバノガマズミ
Pict4181w800
両者の区別がつきにくい。
図鑑では、ガマズミの葉柄が1~2cmに対し、コバノガマズミは葉柄が5mm以下と短く、托葉がよく残るのが特徴とある。

ツツジ科 シャシャンボ
Pict4189w800実は食べられるが、食用にはちょっと早すぎる。
葉裏の主脈上に突起(蜜線)があるとのことだが、よくわからなかった。


ナツグミが実っていました。
ナワシログミが花を咲かせていました。

グミ科 ナワシログミ
Pict4192w800ナワシログミの花
Pict4193w800葉裏は銀色です
Pict4195w800

万葉植物花壇のある芝生広場で昼食。
昼食休憩時に、イチイガシの星状毛を顕微鏡で見せてもらいました。
イチイガシ、スダジイ、アキグミなどの葉の裏は、白~銀色に輝いて見えます。葉裏に小さな毛が密生しているためです。
イチイガシの毛は、放射状に生えており、小さな星が散り撒かれているように見えます。

万葉植物花壇
布地の材料となる万葉植物
クワ科 コウゾ
Pict4202w800
Pict4203w800不分裂から3裂するものまで変異が多い
コウゾは、ヒメコウゾとカジノキの雑種といわれる。

ジンチョウゲ科 ミツマタ
Pict4204w800
Pict4205w800ちょっと貧弱なミツマタです

秋の7種の万葉花壇
オミナエシ科 オミナエシ
Pict4211w800
Pict4198w800
Pict4201w800

ロウバイ科 ロウバイ
Pict4213w800春先に花が咲いていればわかるが、葉だけではわからなかった


ホルトノキ科 ホルトノキ
Pict4217w800葉がヤマモモに似るが、常に紅葉した葉が数枚混じるのが特徴

クスノキ科ニッケイ属 ヤブニッケイ
Pict4219w800クスノキ科ニッケイ属特有の葉の3行脈が明瞭
葉序が、コクサギ葉序、互生、対生部分も見られ、変則的


甘樫丘から橿原神宮前駅への帰路
道沿いに3裂の舌状花5枚に囲まれたキク科の小花。
掃き溜めに咲いていたので、ハキダメギクと名づけられました。
サネカズラ(ビナンカズラ)の実が赤く色づいていました。

ハキダメギク
Pict4165w800Pict4166w800マツブサ科サネカズラ
Pict4228w800


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