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2006年11月25日 (土)

世界遺産学シンポジウム06

奈良大学の世界遺産学シンポジウムに昼から参加、聴講しました。
午前には、杉尾邦江氏(株式会社プレック研究所代表取締役副社長・ユネスコ「イコモス」国際専門委員会カルチュラル・ルート委員日本代表)の世界遺産学・特別講義「これからの世界文化遺産の意義」が行われていました。

1時から定例の奈良文化論の講義です。
今回は、奈良大学文学部の河内将芳助教授の「大和の城と城下町~松永久秀と信貴山城~」です。
前回は、発掘調査の成果を基にした筒井城の講義でしたが、今回は、文献資料に基づく松永久秀の講義でした。
最初に、歴史学(文献史学)の説明。
文献資料には、1次資料として古文書があり、信頼度が落ちるが2次資料として古記録がある。編纂物は参考資料にすぎないが、「信長公記」は、比較的信頼できる、とのこと。
主に「多聞院日記」などの古記録を基に、松永久秀の盛衰の講義がなされました。

三好長慶の被官として、信貴山城、多聞城を守るが、長慶死後、三好三人衆と対立。
1567年、東大寺大仏殿焼失
一時、信長の靡下に入るが、信長は筒井順慶を支援、松永父子は、信貴山城に立てこもり戦うが、1577年、落城し滅亡。

講義の後、シンポジウムです。
大阪府立弥生文化博物館館長金関 恕氏の基調講演「木と文化~人とモノの歴史~」のあと、パネルディスカッション「つたえる・つなぐ~奈良からの発信~」が行われました。
パネリスト 金関 恕 (大阪府立弥生文化博物館館長)
       鎌田道隆 (奈良大学学長)
       西山要一 (奈良大学文学教授)
       尾上正人 (奈良大学社会学部助教授)
司会    上野 誠 (奈良大学文学部教授)

シンポジウムの要点は次のようなところかな。

ヨーロッパの「石の文化」に対し、日本は「木の文化」。
ヨーロッパ的発想の「世界遺産」であったが、1994年、奈良で世界遺産会議が開催され、「木の文化」が欧米にも認識されるようになった。
世界遺産を知ることは、多様な価値を発見~理解していくことであり、自らの文化を発信していくことが、異文化理解につながる。

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