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2007年1月17日 (水)

奈良検定4 寺社

・奈良県の寺社
問41~46は、東大寺にかかる穴埋め問題。
(聖武天皇)が天平15年(743)に発した廬舎那大仏造顕の詔を受けて造立された東大寺の大仏は、天平勝宝4年(752)に開眼。民衆の力を集め、その事業に大きく貢献したのが、(行基)である。平安時代末、(平重衡)による南都焼討ちで多くの伽藍を焼失したが、(重源)の活躍で再興。永禄10年(1567)、三好・松永の戦乱で大仏殿はまたも炎上し、現在の大仏殿は江戸時代に(公慶)によって再建された。二度の兵火を免れた(法華堂)は、天平建築に鎌倉時代の増補が見事に融合した名建築として知られる。
法華堂は、先日、観てきました
問47 熊凝精舎、百済大寺、大官大寺、豊浦寺のうち、大安寺の前身でない名前(豊浦寺)。
熊凝精舎→百済大寺→大官大寺→大安寺と変遷。
なお、熊凝精舎の跡に額安寺があり、額安寺では、熊凝精舎の後身としている。
問48 飛鳥寺が創建された時の天皇(推古天皇)。
飛鳥寺創建は、推古天皇4年。
問49 聖徳太子生誕の地といわれ、境内に二面石がある寺院(橘寺)。
問50 薬師寺の移転前の藤原京に残った寺院(本薬師寺)。
問51 唐招提寺の建てられた地は誰の邸宅跡か(新田部親王)。
問52 長弓寺、岡寺、長谷寺、壷阪寺のうち、西国三十三ヶ所の札所でない寺院は(長弓寺)。
龍蓋寺(岡寺)7番、長谷寺8番、南法華寺(壷阪寺)6番。
問53 宝山寺の「生駒の聖天さん」(歓喜天)は間違った。
仏像については、如来、菩薩、明王、天の区分があることは知っているが、それぞれにどのような仏像があるのか、よくは知らない。遅ればせながら、仏像の入門書を読んでみた。
は、インドのバラモン教、ヒンドゥ教の神々を仏教に取り込んで護法神・守護神としたもので、種類は雑多。
梵天は釈尊の守護者で、ふつう釈尊の右に立つ。
帝釈天は、軍神で、釈尊の左。
四天王が4方を護る。
東:持国天、南:増長天、西:広目天、北:多聞天
多聞天が独尊で信仰される場合、毘沙門天と呼ぶ。
金剛力士は阿吽の二王。
吉祥天は、鬼子母神の娘で、毘沙門天の妃となる。
弁才天は、川の神で、梵天の妻ともいわれる。
大黒天は、ヒンドゥ教の、最高神シヴァと同体。
歓喜天は、シヴァの子供で、伎芸天韋駄天の兄。像は、ふつう象頭、男女2神が抱擁する形。相手は十一面観音の化身といわれている。
この他に、八部衆十二神将がいる。
(浅井和春監修「仏像の世界」による)
問54 宇陀川を隔てた対岸に弥勒磨崖仏がある寺院(大野寺)。
問55 現在再建計画中の興福寺の建物(中金堂)。
問56 春日大社の本殿は春日造と呼ばれるが、何棟か(4棟)。
春日造本殿は1棟1柱。春日大社の本殿は、拝殿に遮られて見えないが、4柱祀っているのだからたぶん4棟。
ほぼ20年毎の本殿建替えで生じる旧本殿を傘下の神社に譲渡しているので、奈良には春日造の神社が多い。現存する最古の春日造本殿は、円成寺春日堂と白山堂(1228年移築)。
→鏡神社の春日移し本殿 新薬師寺近辺 鏡神社、比賣神社
問57 雄略天皇がともに狩を楽しんだと伝えられる神を祀る神社(一言主神社)。
春日大社にその出張所があった。
東大寺~春日大社 2007/1
問58 漢国神社境内にある林神社の祭神に関係あるもの(饅頭)。
高天交差点のすぐ近くにある。饅頭塚がある。
奈良市内 散策 2006/12
問59 10月祭礼日に獅子舞が奉納される、オハツキイチョウでも有名な神社(門僕神社)。
寂れた神社。境内で出会った地元の老人が、若者が減り祭りの維持が困難になってきている、参加しやすいように祭礼日を連休の初日に変更した、などと語ってくれたことが印象に残る。
済浄坊渓谷~龍穴神社 散策 2006/7

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コメント

ご指摘、ありがとうございます。
早速、先月の記事も含め、訂正しました。
いったん間違ってしまうと、自分ではなかなか気がつかないものです。
以前、畝火山口神社を畝傍山口神社と誤記し、指摘されるまで、気がつきませんでした。
奈良検定公式テキストブックは、さすがに本文では間違っていないけれど、158ページの地図上では、畝傍山口神社となっており、間違いやすいようです。

投稿: Woody | 2007年1月25日 (木) 18:34

奈良検定のあと、よくしらべられていて、参考になりました。
一ヶ所訂正していただきたいのは、韓国神社ではなく、漢国神社が正しいと思います。

投稿: 鹿 | 2007年1月25日 (木) 07:25

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