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2007年1月17日 (水)

奈良検定6 文学

・奈良県に関する文学
問69 「大和は国のまほろば」といわれるが、その出典はどれか。
ア 太安万侶の書いた古事記の序文
イ 古事記に記された倭建命の歌
ウ 日本書紀に記された聖徳太子の語
エ 万葉集に収められた舒明天皇の歌

大和は 国のまほろば たたなづく 青垣 山こもれる 大和しうるはし

西征、東征と大和を遠ざけられていた倭建命が、大和に戻る途中、死を前にして能褒野(のぼの)で故郷を偲んで歌った歌。
黒岩 重吾「白鳥の王子 ヤマトタケル」が、ヤマトタケルを活き活きと描いている。
古事記によると、倭建命は、12代景行天皇の子で、14代仲哀天皇の父。

古代史の扉 http://www.asukanet.gr.jp/tobira/ >
ヤマトタケル http://www.asukanet.gr.jp/tobira/yamatotakeru/yamatotakeru.htm
(このページは、近日中に移転・全面改定予定 と予告してある)

古事記、日本書紀は、読んでいないが、坂本勝監修「地図とあらすじで読む 古事記と日本書紀」を重宝している。
舒明天皇の万葉集2首目の歌は、歌碑が、天の香具山の中腹にある。

香具山に登りて望国(くにみ)したまふ時の御製歌
大和には 群山(むらやま)あれど とりよろふ 天の香具山 登り立ち 国見をすれば
国原は 煙立ち立つ 海原は 鴎立ち立つ うまし国そ あきづ島 大和の国は

大和三山ハイキング 2005/10 

問70 仏足を礼賛する歌等を刻んだ仏足跡歌碑のある寺院(薬師寺)
仏足跡歌碑がどのような内容でどこにあるか知らなかったが、選択肢(薬師寺、當麻寺、興福寺、東大寺)から、東大寺、興福寺では仏足跡歌碑を聞いたことが無く、中将姫関連の當麻寺でもなさそうなので、消去法と山勘で、正答できた。
今度、薬師寺に行ったときには、観ることにしよう。

問71 万葉集は約何首か(約4500首)。最後の歌番号は4516。

問72 「東の 野にかぎろいの 立つ見えて・・・」と柿本人麻呂が詠んだ場所(阿騎野)
→宇陀市ホームページ 四季めぐり 冬 http://www.city.uda.nara.jp/04/winter.html
→KOTOコレ 2005/12 かぎろひを観る会に参加!http://micho.exblog.jp/3921194/

他の選択肢 
宇智野 は、五條市、JR北宇智駅西方の高原地帯から吉野川畔まで広がる金剛山のすそ野で、古代の狩猟地。
舒明天皇が遊猟を楽しんでいるさまに思いを馳せて、中皇命(なかつすめらみこと)が詠った歌がある。
たまきはる 宇智の大野に 馬並めて 朝踏ますらむ その草深野

飛火野 は、奈良公園内。古代、狼煙台があったとの説があるようだ。
飛鳥野 は、あまり聞かない。飛鳥の野かな。

問73 「いにしえの奈良の都の八重桜けふ九重に匂ひぬるかな」の作者(伊勢大輔)
百人一首のお姫様。
選択肢 エ 藤原定家 は、鎌倉時代の歌人で、百人一首の原型の選者。
百人一首オンライン解説 http://www.yk-site.com/ > 
伊勢大輔の句 http://www.yk-site.com/61.html

この歌で歌われているナラノヤエザクラは、ほかの八重桜より開花が遅く、4月下旬から5月上旬、県庁隣の駐車場にあるとのことなので、花の季節に、見に行くことにしよう。
東大寺知足院の裏山のナラノヤエザクラは、国の天然記念物に指定されている。
奈良インターネット放送「大和路見聞録」 http://www.netz.co.jp/kenbun/index.html > 
奈良の八重桜 http://www.netz.co.jp/kenbun/tokusyuu/naranoyaezakura.html

問74 「源氏物語」22帖で、初瀬詣する女性(玉鬘)
長谷寺に玉鬘ゆかりの杉、イチョウがある。
初瀬路ハイキング 2005/10

問75 「南京新唱」、「鹿鳴集」の歌人(会津八一)。
大和路散策すると、ときどき歌碑を見かける。
近くの秋篠寺には「あきしのの みてらをいでて かへりみる いこまがだけに ひはおちむとす」の歌碑がある。
わがままSURUMEの部屋 http://www.geocities.jp/surume81_1/ > 
会津八一の歌http://www.geocities.jp/surume81_1/hitorigoto/81/81top.html

他の選択肢
吉野秀雄 は、会津八一に師事した歌人、作品に「鹿鳴集歌解」がある。
堀辰雄は、信州に縁の深い作家だが、奈良に魅かれ、古代の奈良を舞台にした作品を書こうと奈良をよく訪れていた。奈良関連の著作に、「浄瑠璃寺の春」、「大和路、信濃路」がある。
青空文庫 堀辰雄 http://www.aozora.gr.jp/index_pages/person1030.html
折口信夫(しのぶ)は、民俗学、国文学の研究者。釈迢空(しゃく ちょうくう)と号して詩歌もよくした。中将姫をモデルとした作品「死者の書」がある。
青空文庫 折口信夫 http://www.aozora.gr.jp/index_pages/person933.html
著作権切れの作品は、青空文庫で読めるのだが、ディスプレー表示は目が疲れる。
やはり図書館で借りることにしよう。

問76 第1回正倉院展に出展された器物「漆胡樽」をタイトルとする小説の作者(井上靖)。
選択肢 エ 五木 寛之 は、1981年、京都の龍谷大学の聴講生となり、仏教史を学ぶ。
2004年 仏教伝道文化賞を受賞。
作品として、「青年は荒野をめざす」、「青春の門」、「風の王国」、「百寺巡礼」などがある。

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