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2007年3月15日 (木)

飛鳥里山クラブ オオムラサキ

飛鳥里山クラブの最終回講座「オオムラサキへの思い」です。
講師は、ならむしの会の秋山昭士さん。
20年以上も、オオムラサキの飼育、研究に取り組んでこられ、エノキが植えられた飼育ゲージでは2千頭のオオムラサキが乱舞しているそうです。
人工飼育の苦労話のあと、孵化から幼虫の動き・脱皮・蛹・羽化・交尾・産卵などの興味深い映像を見せてもらいました。

蝶の幼虫の餌は、蝶によって決まっており、オオムラサキの食用植物はエノキです。
エノキの葉は長持ちしないし、オオムラサキの幼虫は、特定の葉を拠点に定める性質があるので、生木でなければ育てることが出来ません。
一方、オオムラサキの成蝶の餌は、クヌギなどの樹液です。
オオムラサキは、6月ごろに羽化し、交尾後、雌は何日かかけて600~900の卵を産みます。
幼虫は、3~4回脱皮し、エノキの葉が落ちるころに、枯葉色に変色し、落ち葉の中で、冬眠します。
翌年3月に目覚め、新緑とともに緑色になり、エノキの葉をもりもり食べて6~7cmに成長、6月ごろに最後の脱皮で蛹となり、羽化します。
幼虫は、ゲージにエノキの木を植えておけば、飼育は比較的容易です。
成蝶の交尾、卵を産むまで生かし続けるのに、苦労したそうです。
樹液替わりにカルピス10%液を1頭ずつ吸わせる。
蝶が自ら吸いに来るように、いろいろなアルコールを添加し、ようやく、麦焼酎の添加で、蝶が自ら吸いに来るようになったそうです。
交尾は、雄と雌を手で交尾させる。
モンシロチョウなどは羽化直後から雄雌とも交尾できるのですが、オオムラサキは、羽化後何日後と交尾の適時があるそうです。
羽化した成蝶の羽根に番号を付して1頭ずつ管理し、人工交尾させる。
現在では、多くの蝶が飛び回っているので、人工交尾させなくても、相手を見つけて交尾し、産卵するようになったそうです。

蝶夢遊歩 http://sakura.canvas.ne.jp/spr/hitoto/index.-j.html > 飼育室 > 大紫の飼育 http://sakura.canvas.ne.jp/spr/hitoto/Observation/akiyama.html

講座終了後、修了式です。
4月からは、いくつかあるサークルに属して、活動することになります。

4時から橿原神宮駅前のホテルで打上げ会です。
時間があったので、これまで歩いたことの無い近鉄線の西側を橿原神宮まで歩くことにしました。
牽牛子塚古墳に向かいました。
だんだん細い山道になっていく。
この道が橿原神宮に抜けているかちょっと心配になったのですが、牽牛子塚古墳の傍らで畑作業をしているおばあさんに道を尋ねると、20分ぐらいで神宮駅に行けるよとのこと。
飛鳥駅まで戻らなくても済むことが分かったので、安心して、牽牛子塚古墳を見物。

牽牛子塚古墳
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山道を進むと、すぐに、中学校の校庭が眼下に見え、白橿町の住宅地に降り立ちました。
バス道沿いを橿原神宮に向かい、久米寺境内を横切り、4時前にホテルに到着。
近道を知らなかったためか、のんびり歩きすぎたのか、牽牛子塚古墳から40分以上かかりました。
地元の老人のいう所要時間は割り増しが必要なようです。

高取川 前方 畝傍山
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久米寺
Pict6300w800多宝塔
Pict6303w800本堂
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