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2007年9月23日 (日)

長屋王家の木簡と貴族

平城宮跡歴史文化講座「長屋王家の木簡と貴族」を聴講しました。
講師:奈良大学教授 寺崎 保広さん
主催:NPO法人平城宮跡サポートネットワーク
後援:奈良文化財研究所
会場:奈良文化財研究所資料館講堂
→Web天平のひろば http://www.h2.dion.ne.jp/~aki-ta/index.html

自家用車で出かけたが、いつもは空いている資料館駐車場はほぼ満杯。
少し早めに出向いたので、駐車できたが、開講直前だと、駐車できなかったかもしれない。
この講演会は、年数回開催され、今回は、今年度3回目。
「平城宮跡サロン」から案内を受け、事前にメールで参加申込みしていたのだが、受付の名簿に登録されていなかった。当日申込みとして、参加することが出来た。
聴講者は、殆んどがシニア。

前回講演のおさらいとして、古代官人の世界及び古代官人の歩みの説明がなされた後、木簡分析により解明された官吏の昇進状況や長屋王家の組織などの説明がなされた。

五位以上が貴族で約150人。六位以下の下級官人は約8千人。当時の推定全国人口は5百万人。
役人の俸給は、現物支給だが、現在価値換算が試算されていた。
貴族の年収は、現在価値換算で正一位2.7億円~従三位1億円~従五位2千万円。
下級官人は、正六位165万円~従八位83万円~少初位60万円と、低賃金。

長屋王家跡地から掘り出された木簡の内容は、米支給伝票、物品送り状、官人の勤務評定など。
勤務評定木簡や米支給伝票木簡から、官人の役職名や昇進状況が解明される。
物品送り状木簡から、どのような物品がどこから搬入されたかなどが解明される。
地道な作業。

次回の平城京跡歴史文化講座は来年1月27日予定。

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