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2008年4月21日 (月)

甲賀寺跡~紫香楽宮跡 探訪

なら歩楽歩楽会で、関東からの2夫婦を迎え、シニア7名で、紫香楽宮跡を探訪しました。

新大宮駅に集合。
車2台に分乗し、国道24号から307号で、信楽に向かいます。
国道307号は、途中までは、ダンプカーの多い道ですが、宇治田原を過ぎると、走行車は減ります。
国道といっても、300台なので、一部に狭い箇所もありました。
約1時間で信楽着。信楽焼きの狸が出迎えてくれます。
現在では車で1時間の距離ですが、奈良時代、平城京から紫香楽へは長かったでしょう。
紫香楽宮跡探訪に先立ち、信楽陶芸村で、陶器造りを楽しみます。

信楽の狸たち
Rimg4682w800登り窯
Rimg4695w800Rimg4693w800

陶芸教室
何を作ろうか
Rimg4683w800最後の仕上げ
Rimg4688w800できた! マイカップ
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国道沿いのレストランで昼食後、紫香楽宮跡探訪です。

国道307号を進み、牧東交差点で左折し、しばらく進むと、国指定史跡の紫香楽宮跡です。
ここは、その後の調査で、中門、金堂、講堂、僧坊跡とみられる礎石が南北に並び、金堂の左右に楼、経堂とみられる礎石などが見つかっており、紫香楽宮造営の一環として建てられた甲賀寺跡ではないかとみられています。

国史跡紫香楽宮跡(甲賀寺跡)
Rimg4697w800金堂跡
Rimg4703w800復元図
Rimg4705w800

日当たりの良い林床では
スミレが咲いていました
Rimg4714w800日陰では
ショウジョウバカマが
まだ咲いていました
Rimg4712w800これは
どんな花が
咲くのかな
Rimg4711w800

新名神高速道路の手前の駐車場に車を置き、宮町遺跡を訪ねます。

新名神高速道の手前に、小ぢんまりした林。新宮神社とあります。祭神は、橘諸兄。
平成12年、新名神道路工事で、この周辺から、道路や橋の遺構が発掘されました。
紫香楽宮に通ずる「朱雀路」と推定されています。

新宮神社
Rimg4722w800祭神は、橘諸兄
Rimg4720w800新宮神社遺跡
Rimg4724w800

新名神の高架をくぐり、北へ15分ほどで「史跡紫香楽宮跡(宮町遺跡)出土遺物展示室」です。
展示室は、リニューアル作業で閉鎖中でしたが、調査事務所の職員から、出土品などの説明を聴くことができました。

宮町遺跡に向かいます
Rimg4726w800出土品の説明を受けます
Rimg4731w800出土品(写真)
Rimg4728w800

宮町遺跡は、調査事務所の裏手一帯の水田地帯です。
左前方の建物の手前あたりが朝堂跡
Panorama1

民有地の水田であるため、発掘調査は、稲刈り後に行われ、田植えまでに埋め戻されますので、この時期には発掘調査現場を見ることはできません。
昭和59年より本格的に調査が行われ、平成12年の調査で、東西22間以上(91.5m)×南北4間(11.8m)の庇付建物跡が見つかりました。当時の都であった平城宮や難波宮の中心区画の建物規模に匹敵することから、紫香楽宮の朝堂跡ではないかと見られています。
この遺跡からは、多数の木簡も出土しており、現在では、この遺跡が紫香楽宮跡と断定されています。
周りは山に囲まれていますが、飛鳥よりは広そうです。
地名の由来(茂る木)どおり、当時の当地は、樹木の生い茂った地で、聖武天皇にとっては楽土だったのでしょう。

往路を戻り、車をそれぞれの自宅に置いた後、高の原駅前のサティ内のレストランで反省会。

走行距離111Km、燃費23km/l(プリウス)

参照
⇒歴史の足跡 > 天平の宮跡 > 紫香楽宮跡 http://bird.zero.ad.jp/~zam77093/shigarakimiya.htm

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