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2008年5月29日 (木)

馬見古墳群探訪

なら歩楽歩楽会シニア5名で馬見丘陵を散策しました。

早朝、集中豪雨的な土砂降りの雨。
昼頃までには雨雲が通り過ぎるとの天気予報なので、「決行、状況によりコースは適宜変更」との幹事からの連絡。
家を出るころには、小雨となり、池部駅に降りたときには、雨はほとんど止んでいました。
まだ雨が降りだす虞れもあるので、馬見古墳群北群の大塚山古墳群探訪は、またの機会とし、途中雨宿りの休憩所などが期待できる馬見丘陵公園を散策することにしました。

池部駅を降り立つと、古い門があります。
町役場とあるので、寄ることにしました。
帰宅後、Webでみると、役場の門は河合八景の一つなんですね。
⇒河合町 > 河合八景 http://www.town.kawai.nara.jp/mytown/kawai-hakkei.html
樹木に覆われた坂道を登ると、・・・
木造の旧家もありましたが、町役場は、鉄筋コンクリート造。
ロビーに観光パンフレットは置いていませんでした。

役場を南側に出ると、馬見丘陵公園緑道入口です。
Rimg5068w800みどりのエントランス
Rimg5070w800なごみの道
早朝の豪雨で洗われた木の葉の緑がすがすがしい


豆山の郷に立寄りました。
Rimg5071w800いろいろな設備が整った総合福祉会館。
歩き始めたばかりですが、喫茶室でしばし団欒。
メンバー某氏、「老後は河合町移住もいいかも・・・」


緑道を散策していると、
馬見二ノ谷遺跡の説明板
Rimg5072w8002002年に発見された旧石器時代の遺跡です。二上山周辺で採れるサヌカイトを素材とする石器類が6500点ほど発掘されました。後期旧石器時代終わりに近い15~16千年前のものと推定されています。


雨上がりに、二上山雄岳が右前方に姿を現します。
緑道エリアと北エリアを結ぶ花笑み橋から
葛城山系~二上山を望む
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花の広場。
花壇のパンジーは終わり近くか、冴えない色。
駐車場周りのタイサンボクが花をつけていました。
Rimg5078w800モクレン科タイサンボク
Rimg5079w800白い大きな花
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車道を越えた東側に、今日最初の古墳、池上古墳です。
全長92mの帆立貝式古墳です。
出土した円墳埴輪の形から5世紀前半のものと考えられています。
周囲は遊歩道となっており、一周しました。
Rimg5086w800説明板
Rimg5082w800周囲を散策
Rimg5083w800

ネジキが咲いていました。
Rimg5085w800

中央エリアへの遊歩道の両側に、クサフジが咲いていました。
Rimg5090w800

中央エリアに入ると、2つ目の古墳、乙女山古墳です。
全長130m、わが国最大の帆立貝式古墳です。
出土埴輪等から、池上古墳同様、5世紀前半に造られたと推測されています。
Rimg5092w800説明板
Rimg5091w800

バラの休憩所で昼食。
雨が止み、晴れてきたので、散策する人もチラホラ。

バラの休憩所
後方に二上山雄岳
Rimg5094w800満開のバラ
Rimg5095w800Rimg5096w800

菖蒲園はこれからなのでしょうか。
3脚を据えたカメラマンが、ハナショウブの写真を撮っていました。
Rimg5097w800種類が多い!
Rimg5098w800

公園館の展示で、馬見古墳群の知識を仕入れ(すぐに忘れてしまうが・・・)、園内マップを貰います。
この公園のメイン、国史跡佐味田ナガレ山古墳に向かう途中の散策路沿いに、ロウバイが実をたわわにつけていました。
交差する青い実は、葉の特徴から、ミズキ科の樹木です。
道沿いに何本も植えられていました。
花が咲いていればすぐに判るのですが、たぶんサンシュユの赤くなる前の実なのでしょう。

ソシンボウバイの実
Rimg5103w800ミズキ科の青い実が交じる
Rimg5105w800たぶんサンシュユ
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佐味田ナガレ山古墳を目指します。
ナガレ山古墳は、全長105mの南向きの前方後円墳です。
5世紀前半頃の築造と推定されています。
昭和51年に国指定史跡となり、古墳の東側は、葺石と埴輪列が復元整備され、築造当初の姿が再現されています。

佐味田ナガレ山古墳
後円部分
Rimg5108w800前方部分の端から
Rimg5111w800前方部分の上から
Rimg5131w800

ナガレ山古墳円墳上からの展望
東方に三輪山                 西方に二上山   
Rimg5128w800Rimg5121w800

Rimg5121wide

一本松古墳と倉塚古墳はパスして、巣山古墳を観にいきます。
巣山古墳は、馬見古墳群最大級の全長220mの前方後円墳です。
勾玉、鏡、石製品などの出土品から、古墳時代前期末~中期初頭の築造と推定され、4世紀末の大王墓と考えられています。

公園南エリア案内図
Rimg5134w800巣山古墳
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馬見丘陵公園に隣接して竹取公園です。
近くに竹取翁由来の讃岐神社があり、このあたりが、竹取物語の舞台ではないかといわれています。

竹取公園入口
Rimg5138s800竹取物語
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竹取公園を通り抜けると、広陵町立図書館の前方に、新木山(にきやま)古墳三吉(みつよし)石塚古墳があります。
新木山古墳は、巣山古墳とともに馬見古墳群の中核をなす全長約200mの前方後円墳です。
三吉陵墓参考地とされており、立入り禁止となっています。
出土品は宮内庁で保管。
資料乏しいけれども、古墳時代中期(5世紀前半)の築造と考えられています。
そのすぐ西に、全長45mの帆立貝式古墳の石塚古墳があります。
5世紀後半の築造と考えられています。
県史跡に指定され、復元整備されています。
このあたりまで来ると、雄岳に隠れていた雌岳が姿を見せるようになります。

三吉石塚古墳
Rimg5147w800石塚古墳円墳上から二上山を望む
Rimg5148w800石塚古墳円墳上から
新木山古墳
Rimg5150w800

西方1.2kmに牧野(ばくや)古墳があるのですが、通りがかりのバス停に五位堂駅行きのバスが止まっていたので、散策を打ち切り、バスで五位堂駅に戻ることにしました。

八木駅前の行きつけの「天まで上がれ」で反省会。

参考
⇒川合町文化財  ナガレ山古墳、乙女山古墳出土品
http://www.town.kawai.nara.jp/mytown/data/mite8.pdf


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