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2008年10月28日 (火)

飛鳥里山クラブ 壬申の乱を巡る

飛鳥里山クラブのフォローアップ研修「壬申の乱を巡って」に参加しました。
橿原神宮前駅前に集合、貸切バスで、世尊寺(比曽寺跡)→宮滝宮跡→矢路峠登り口*→莬田(うだ)の吾城(あき)(かぎろいの丘)→文祢麻呂墓→莬田郡家(墨坂神社近辺)*→隠駅家(なばりのうまや)*→夏目廃寺を巡りました。
*印は、近辺と思われるところを車窓から説明を受け、文祢麻呂墓へは、山道を往復6Kmほど散策しました。


比曽寺は、聖徳太子建立諸寺の一つに数えられており、現在は、世尊寺となっています。
大海人皇子は、近江京を出て、比曽寺に身を置いたとの説もあり、ここで役行者と接して情報を得ていたとも考えられています。
⇒世尊寺 http://web1.kcn.jp/sesonzi/index.html

世尊寺(比曽寺跡) 山門
Rimg6628w800扁額 雲門禅師
「日国、最初、法屈」
Rimg6652w800天の邪鬼の彫刻
左甚五郎作?
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礎石として残っている塔跡などから、東西両塔を持つ薬師寺式伽藍配置でした。
鎌倉時代に再建された東塔は、16世紀末に豊臣秀吉が伏見城に移築、その後、1601年に徳川家康が近江の園城寺に移築し、現存しています。

東塔跡
Rimg6646w800西塔跡
Rimg6649w800説明
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世尊寺(比曽寺跡)境内
Rimg6630w800本堂(比曽寺講堂跡)
Rimg6632w800本堂
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境内には、聖徳太子お手植えといわれる壇上桜があり、芭蕉の句碑があります。

壇上桜
Rimg6640w800芭蕉句碑
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世にさかる
花にも念佛
まうしけり


境内
ハナノキ(樹齢60年)
Rimg6633w800オオヤマレンゲ(樹齢70年)
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比曽寺跡を後にし、吉野離宮跡に向かいます。
宮滝遺跡の北側からは、飛鳥時代以降平安時代初期の建物跡が発見されており、吉野離宮跡と見られています。
大海人皇子は、672年6月24日午前10時30分ごろ、この地から出陣しました。
壬申の乱の始まりです。

吉野宮滝遺跡 青根ヶ峰
Rimg6660wide2

青根ヶ峰説明板
Rimg6658w800宮滝遺跡周辺図
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吉野宮を出立した大海人皇子一行は、矢治峠を越えて津風呂川沿いに宇陀を目指します。
津風呂川沿いの道は、1963年に造られた津風呂湖ダムの湖底に沈んでいます。
一行は、関戸峠を越えて、莬田(うだ)の吾城(あき)に到着し、ここで屯田司の舎人が一行に食事を奉じています。
宇陀市中央公民館で壁画「阿騎野の朝」を鑑賞、説明を受けました。
かぎろいの丘万葉公園で昼食。

宇陀 かぎろいの丘
Rimg6673w800万葉歌碑
Rimg6674w800説明
Rimg6676w800

周辺案内図 高見山
Rimg6680w800


八滝バス停近くにバスを待たせ、片道2~3Kmの山道を、壬申の乱で活躍した文祢麻呂の墓まで散策しました。

文祢麻呂墓へ
Rimg6684w800文祢麻呂墓
Rimg6689w800説明
Rimg6686w800


大海人皇子一行は、莬田郡家(墨坂神社近辺)で馬50頭を調達、夜半に伊賀に到達します。
莬田郡家(墨坂神社近辺)、隠駅家(なばりのうまや)は、このあたりと思われるところを車窓から眺めました。

名張では、大伯皇女ゆかりの夏目廃寺を訪れました。
天武天皇の皇女で伊勢神宮の最初の斎宮となった大伯皇女が、持統天皇によって謀反の罪で処刑された弟大津皇子が眠る二上山に向かう地に建てた昌福寺が「夏目廃寺」といわれています。
発掘調査に基づいて金堂や講堂の基壇などが整備されいます。
夏目廃寺展示館の学芸員から史跡の説明を受けました。

夏目廃寺跡(国史跡)
Rimg6693w800金堂跡
Rimg6696w800説明板
Rimg6698w800

大伯皇女万葉歌碑
Rimg6694w800犬養孝揮毫
Rimg6702w800磯の上に
生ふる馬酔木を
手折らめど
見すべき君が
在りと言はなくに


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