« 中ツ道を行く | トップページ | 猿沢の池 カワセミ »

2008年12月18日 (木)

筒井~慈光院~法隆寺~王寺 散策

なら歩楽歩楽会シニア9名で、筒井駅から王寺駅まで散策しました。
コース
筒井駅~小林町杵築神社~安養寺~庚申堂金輪院~慈光院~六道山古墳~小泉大塚古墳~法起寺~法隆寺~藤ノ木古墳~龍田神社~吉田寺~三室山~王寺駅

普段は散策後に訪れた史跡をWebなどで調べるのですが、今回は、事前に予習。
奈良検定公式テキストブックの郡山・磯城の部分を読んでいると、面塚(川西市結崎)の項に、「面塚は大和郡山市小林にもある。この塚にも面が降ったというが、こちらはおおらかで大変古風な翁面が現存している」とある。
Webで調べてみると、小林町の杵築神社のようです。
参考
→ならグルグル散歩 http://naraguru.fc2web.com/index.html > 行事 >11月 今国府杵築神社翁お渡りhttp://naraguru.fc2web.com/gyouji10zm.htm
⇒結崎の面塚:2007/7/11 太子道 散策

筒井駅~慈光院のコース沿いなので、立寄ることにしました。

小林町 杵築神社
古い神社、案内板など何もない
Rimg7257w800本殿
Rimg7260w800神仏習合の名残
観音堂?
Rimg7258w800

大和小泉駅の北でJRを渡り、小泉橋で富雄川を渡ります。
途中に不退山安養寺。
石碑「不退山」の揮毫は、昭和11年鳩山一郎とあります。
橋の手前には、「市場の楠地蔵」。
富雄川を下流から流れてきたとか。
大和郡山市は金魚の主産地。
路上のマンホールの蓋の絵柄には金魚が描かれています。

小泉町 安養寺
Rimg7264w800市場の楠地蔵
Rimg7267w800マンホール蓋
金魚です
Rimg7263w800

小泉橋を渡り、1路目を北上すると、正面に寺院。
庚申堂金輪院です。
道沿いの家々には、奈良町でよく見かける「身代わり猿」が吊るされています。

庚申堂金輪院
Rimg7270w800先客グループの講師?が金輪院の解説中
Rimg7271w800鐘楼 鐘に3猿
Rimg7273w800

富雄川 庚申堂金輪院の鐘楼から上流方向
Rimg7272w800

片桐氏の小泉城がこの南西近くにありました。
金輪院は、小泉城の東の砦の役割を担っていたようです。

慈光院は、小泉藩主片桐貞昌が、亡父貞隆の菩提を弔うため、1663年に創建、寺号は貞隆の戒名に因む。
片桐貞昌は、茶人として名高く、石州と号し、石州流茶道の祖です。
石州が境内に造営した庭園は、當麻寺中の坊、竹林寺の庭園と合わせて、大和3名園といわれていますが、拝観料1千円もするので、今回は、パス。
時節を改めて、ゆっくりと観に来ることにしよう。

円通山慈光院
Rimg7277w800茨木門
摂津茨木城の楼門を貰いうけ茅葺に改造
Rimg7279w800境内 茨木門から
Rimg7280w800

慈光院の斜め向かいにこんもり茂った丘があります。
六道山古墳、推定5世紀初頭の前方後円墳(全長約100m)です。
その200mほど西方、県道の北側に、小泉大塚古墳があります。
小泉大塚古墳は、4世紀頃の前方後円墳(全長約80m)ですが、前方部は採土され、後円部のみ保存されています。

六道山古墳
Rimg7282w800

小泉大塚古墳
Rimg7286w800
Rimg7285w800解説
Rimg7284w800

→大和郡山市HP > 歴史事典 http://www.city.yamatokoriyama.nara.jp/rekisi/rekisi_flameset.html

県道9号線沿いに進むと、前方に法起寺の三重塔が見えてきます。
慶雲3年(706)建立、現存最古の三重塔です。
高さ24m、三重塔としては国内最長です。

法起寺
拝観口
Rimg7291w800南門
三重塔は東側 法起寺式伽藍配置
Rimg7295w800三重塔
Rimg7293v800

12時も過ぎ、近くに適当な食堂がなかったので(道路沿いにバイキングレストランはあったが)、法輪寺は省略し、法隆寺前の食堂に直行することにしました。
昼食後、法隆寺西院境内を通り、藤ノ木古墳に向かいます。

法隆寺
南大門前
Rimg7298w800西院伽藍中門
Rimg7301w800五重塔
五重塔は西側です
Rimg7299w800

藤ノ木古墳は、6世紀後半の円墳(直径50m以上)です。
(周辺が削られていたため、古い資料には直径約48mとある。古墳周りの説明板にも、古い説明板には48m、最新と見られる説明板には50m以上とある)
成人男性2名と見られる人骨が発掘されており、穴穂部皇子と宅部皇子ではないかとする説があります。
江戸時代には、陵山と呼ばれ、崇峻天皇陵とみられていたそうです。
ところで、どうして藤ノ木古墳と命名されたのだろうか?

藤ノ木古墳
Rimg7303w800古墳説明
Rimg7304w800石室説明
Rimg7310w800

龍田神社は、法隆寺の守護神だそうです。
聖徳太子が、法隆寺建立の地を平群川(竜田川)に沿って探していたとき、白髪の老人に顕化した龍田大明神が現れ「ここから東に斑鳩が群棲している郷がある。そこに伽藍を建てなされ」と告げ、その指示に従い、法隆寺を建立、法隆寺の鬼門除神として龍田大明神を三郷町の龍田大社から当地に招き祀ったといわれています。

龍田神社
Rimg7315w800拝殿
Rimg7316w800水口は鶏だ!
Rimg7317w800

龍田神社前
Rimg7320w800龍田は、奈良街道と當麻街道の分岐点
商家旅籠が軒を並べる商業の中心地
龍田宮前 はかいでも きれいな
宿屋の女が スソではく


国道25号線を渡ると、吉田寺、「ぽっくり寺」です。
天智天皇が、妹の間人(はしひと)皇女(孝徳天皇皇后)の菩提を弔うために建てさせた寺といわれ、境内に皇女の陵と伝えられる墳丘があります。

吉田寺 本堂
やすらかに往生できますように
Rimg7326w800境内の神社
Rimg7327w800間人内親王陵
Rimg7325w800

三室山公園に向かう途中に神社がありました。
鳥居の額をみると、白山神社です。

白山神社
Rimg7330w800大勢の神様を祀る
Rimg7329w800主祭神はイザナミ
Rimg7328w800

竜田川を渡ると、三室山公園があります。
龍田大社の南西、奈良県と大阪府の県境にも三室山がありますが、万葉に詠われる三室山をどちらだったのだろうか。
→法隆寺iセンター http://www4.kcn.ne.jp/~ikaru-i/>三室山

三室山公園
Rimg7332w800歌2首
Rimg7331w800山頂に五輪塔
Rimg7336w800

竜田川 三室山に登る途中
Rimg7333w800

王寺に出て、JR王寺駅近く葛下川沿いの店で反省会。
ドアtoドアで、26千歩。

|

« 中ツ道を行く | トップページ | 猿沢の池 カワセミ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/74566/43471716

この記事へのトラックバック一覧です: 筒井~慈光院~法隆寺~王寺 散策:

« 中ツ道を行く | トップページ | 猿沢の池 カワセミ »