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2008年12月 6日 (土)

アスカ フォローアップ研修

飛鳥里山クラブのフォローアップ研修「古代都城の歴史的意味を解き明かす」を聴講しました。
講師は、奈良文化財研究所国際遺跡研究室長 井上和人先生。
「国際遺跡研究室」といかめしい名称だが、室長と室員1名の小組織とのこと。
藤原京、平城京など、古代の都はなぜ建設されたか、なぜ藤原京はわずか10数年で平城京に遷都したのか。最近の発掘調査研究を踏まえての説明を受けました。

藤原京は、「周礼(しゅうらい)」の王城プランによって、建設された。
702年(大宝2年)、33年ぶり遣唐使派遣。
遣唐使が戻ってきて、長安城の姿が伝えられる。
長安城に模した都城を建設し遷都した。

天武朝に、3都構想(藤原京、難波京、信濃京)があったとの説は始めて聞きました。
藤原京が不潔だったから遷都したとの説には反論して、古代都城のトイレについて、トイレの遺構はあまり見つかっていないことから、当時は、おまるのようなものを使っていたのではないかとの見解。使用済み木簡が籌木(ちゅうぎ)として用いられ、籌木は、別途、まとめて捨てられ、それが、木簡として、発掘されているのではないか、との説明もありました。

<参照>
藤原京と「周礼」王城プラン 中村太一
http://www.kus.hokkyodai.ac.jp/users/his1/pdf/fuziwara1.pdf

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