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2009年11月 8日 (日)

宇陀 大願寺、覚恩寺、大蔵寺

大和路散策の会11月例会「先人たちが愛した桃源郷「宇陀」を尋ねる」に参加し、宇陀の覚恩寺→大蔵寺を訪ねました。
大宇陀バス停集合。参加25名。


より大きな地図で 大宇陀散策地図 を表示


覚恩寺までの往路はコミュニティーバスを利用します。
コミュニティーバスの発車まで30分ほどの時間がありました。
道の駅宇陀路では農業祭の最中で、他のメンバーは地元農産物の買出しに走りましたが、私は、その間、近くの大願寺を訪ねました。
紅葉の写真を撮ろうとして、・・・
バッテリー不足でデジカメのシャッターが切れないweep
携帯電話のカメラで撮影。

薩埵山(さったざん)大願寺(だいがんじ)
Dcf_0014

本尊十一面観音菩薩立像は、西国三十三ヶ所観音霊場の開基として名高い長谷寺の徳道(とくどう)上人が、長谷寺建立の大願を祈念して(または、大願を果たしたお礼として)彫ったものとか。
明治18年(1885)に本堂が焼失したが、観音像は、頭部と両腕が欠損したものの、焼失を免れました。そのため「焼けずの観音」として、火災厄除けの霊験が加わわりました。

→マイブログ > 2009年4月10日 (金) 大宇陀 又兵衛桜~天益寺~徳源寺~森野旧薬園

→日々ほぼ好日 http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n > 名仏いろいろ(5)大願寺の焼けずの観音&おちゃめ庚申

コミュニティーバスで千本橋まで乗ります。
津風呂川に沿って少し南に下ると、牧集落です。
九頭神社があり、周辺が覚恩寺跡です。
この裏山の城山山頂(標高528m)に牧城跡があります。
牧(真木)氏は、14世紀に竜門庄の領主で、代々南朝に忠臣を尽くし、、戒重(三輪)氏と並ぶ大和の2大忠臣といわれているとか。
覚恩寺は牧氏の菩提寺でした。

覚恩寺跡には、十三重石塔があり、覚恩寺の扁額をつけた収蔵庫が建っています。

覚恩寺十三重石塔
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覚恩寺収蔵庫
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管理人に特別に開扉してもらい、収蔵庫内の薬師如来坐像(重文、藤原時代、寄木造、薬壷なし)及び阿弥陀如来坐像(木造、鎌倉後期)を拝観させてもらいました。
扉の開閉時に、防犯の大きなサイレンが鳴り渡りました。
牧集落は13戸とのこと。
サイレンが鳴っても、気づいて駆けつける人がいるのか、心配なぐらい深閑な集落です(今回は、在宅者には事前に扉開閉を連絡してあったのでしょう)。
収蔵庫の軒下に大きなスズメバチの巣がありました。
今年は、2回も巣を叩き落したが、そのたびに巣を作るとのことでした。

国道370号を大宇陀方向に戻ります。
このあたり、壬申の乱のとき、大海人皇子が吉野から宇陀に脱出した道です。
大蔵寺は、国道から1~2Km山に分け入ったところにあります。
大蔵寺は、用明天皇の勅願により聖徳太子が創建したといわれており、空海が、高野山に先立って、真言宗の道場として再興、嵯峨天皇が臨幸して勅願寺になったと伝えられています。

国道からの進入路
元高野大蔵寺
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山門兼鐘楼
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住職の出迎えを受け、特別に、薬師堂の秘仏本尊薬師如来立像(重文、平安時代、一本造り、伝弘法太師作)、天部形立像(重文)、地蔵菩薩像を拝観させていただきました。
ふだんは扉の前の前仏を拝観しますが、祭りや特別の法要のときだけ、扉を開けて、秘仏を拝むことができます。
事前に住職さんに申し入れておけば、特別法要を開催していただけるとのことです。それなりのお礼が必要ですが。

薬師堂(重文、鎌倉中期、寄棟造杮葺)
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大師堂(重文、鎌倉中期、宝形造杮葺)
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弁事堂  岡倉天心が寄進した
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境内に、イチョウの大木がありました。
黄葉真っ盛り。
銀杏がたくさん落ちていました。
少し拾って帰りました。

→日々ほぼ好日 http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n > 宇陀の大蔵寺

片岡家住宅は、今日は公開されていないので、片岡家住宅への分岐点の大蔵寺バス停前で、説明だけに終わり、大宇陀に戻ります。
阿騎野ゴルフ倶楽部の前を通り、坂を下ると、道脇の川の流れが北向きです。
阿騎野ゴルフ倶楽部入口あたりが紀ノ川流域と淀川流域との分水嶺なのでしょう。
峠の南側は、津風呂川、津風呂湖を経て、吉野川から紀ノ川に流れます。
峠の北側は、宇陀川、室生湖を経て、名張川、木津川から淀川に流れます。

宇陀道の駅には、タイミングよく戻りつき、殆んど待つことなく、ひまわり割引時刻内の大宇陀14:55発のバスで帰ることができました。

ドアtoドアで、17千歩

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