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2010年2月20日 (土)

平城宮跡発掘調査現地説明会

平城宮跡東院地区西北部の発掘調査(平城第446次調査)現地説明会に行きました。
奈良文化財研究所では、2006年度から5カ年計画で東院地区の性格を解明するために重点的な発掘調査を行っています。
2009年度、平城第446次調査では、東院中枢からみて北西に当たる範囲1,505㎡を発掘調査しています。 
今回の調査では、これまでに、建物11棟、掘立柱塀7条、溝5条、不明遺構1基が検出されました。

説明会風景
左後方:建設中の大極殿
Dscn1604

左後方:若草山  右後方:宇奈太理坐高御魂神社
Dscn1601

説明会資料
Dscn1598

遺構は、奈良朝の初め(710~ )から光仁天皇(770~781)にかけて、6期に区分されるそうです。
恭仁京遷都までが1期。
745年平城京に戻ってきてからが、聖武、孝謙、淳仁、称徳、光仁天皇と、ほぼ天皇交代にあわせ、建物が取り壊され、新築されています。
一見雑多な柱跡ですが、柱跡の交差状況や出土土器などで、区分できるそうです。

遺構
時期ごとに色テープで区分
Dscn1606右後方:東院庭園
Dscn1592
Dscn1593

中央部の不明遺構(1期)
Dscn1612南北4.8m、東西2.9mの楕円形の堀形の北半に約2m四方の抜き取りをもつ遺構。井戸の可能性も考えられるとのこと。

柱跡の交差で、柱の前後が分かる
Dscn1608

出土土器
奈良時代前期
Dscn1620中期
Dscn1621後期
Dscn1622

釘も出土しています
Dscn1619


説明会の後、平城宮跡を一周しました。
大極殿周辺など各エリアで遷都祭に向けての工事が行われていました。
(平城宮跡での平城遷都1300年祭は、4月24日~11月7日)
Dscn1625

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