カテゴリー「奈良文化論」の25件の記事

2011年3月11日 (金)

3月11日 二月堂修二会見学

奈良インターカルチャーの二月堂修二会見学会に参加しました。
16時から二月堂参籠所で東大寺史研究所研究員坂東俊彦さんによる修二会についての講義です。

会場に着くと、
三陸沖で大地震が発生し、三陸海岸に大津波が押し寄せているとのこと、
関東方面からの参加者もおり、心配そうでした。
奈良でも震度3でかなり揺れたとのことですが、ちょうど電車に乗っているときだったのか、地震に気がつきませんでした。
講師は、仏像の点検など地震対応で、すこし遅れて来られました。
1時間ほど修二会の起源や行法の説明を受けました。

精進弁当を食べた後、お松明を舞台上から見学することにし、5時半ごろに舞台に入りました。
直後に舞台回りにはロープが引かれ、立ち入り、退出が出来なくなりました。
二月堂舞台で、お松明の始まりを待ちます。

17:50 二上山に沈む夕日
Dscn6170

18:30 夕闇迫り、舞台下は見物客で一杯です
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19時から初夜勤行です。
練行衆(修行僧)が、足元を照らす松明に先導され、入堂します。
練行衆入堂後、松明は直ぐに消しても構わないのですが、いつのころからか、松明を舞台から突き出したり回したり、松明をかかえて舞台を駆けたりします。

松明が登ってきます
Dscn6180舞台へ
Dscn6181舞台から突き出します
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松明終了後、内陣に入れていただき、行法の見学です。
五体投地が済んだところで、退出し、帰路に着きました。

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2010年10月16日 (土)

10月16日 文化講演会「会津八一と奈良」

学園前ホールで文化講演会「会津八一と奈良」を聴講しました。
前半は、帝塚山大学講師中田紀子さんの講演「奈良のみ寺と歌ごころ」です。
会津八一の生い立ち、奈良とのかかわり、「西遊咏艸」の解説など、会津八一のうたのバックボーンが語られました。
会津八一は、28歳、明治41年8月に初めて奈良を訪れ、和歌20首を詠みます。
大正10年10月には、日吉館に泊まり、写真家小川晴暘(飛鳥園創始者)を知り、以後、小川晴暘の案内で春日山石仏など大和路の仏像めぐりをします。
後半は、写真家小川晴暘の3男小川光三さん(飛鳥園社長)と中田紀子さんのフリートーク「八一と奈良」です。
小川光三さんから、会津八一の思い出などが語られました。

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2009年4月11日 (土)

奈良大学 奈良文化論

奈良大学の今年度の公開講座「奈良文化論」が4月11日開講されました。
今年度前期の「奈良文化論Ⅰ」のテーマは「大和〝時″ものがたり」です。
第1回、寺崎保広教授の「時のはじまり ―飛鳥の漏刻遺跡―」を聴講してきました。

★次回以降の予定★
第2回 4月18日 天武・持統合葬陵盗掘事件  白石太一郎
第3回 4月25日 南都焼き討ち  長坂成行
第4回 5月 9日 大職冠の遷座  河内将芳
第5回 5月16日 農事暦と時水・鐘  土平博
第6回 5月23日 天誅組の挙兵と攘夷  佐々木克
第7回 5月30日 廃仏と毀釈の嵐の中で  水野正好
第8回 6月13日 平城遷都の背景  東野治之
第9回 6月20日 奈良県の誕生  元濱涼一郎
第10回 6月27日 奈良市津風呂町の誕生  芹澤知広
第11回 7月 4日 明治22年の十津川大水害とその後の経過  池田碩
第12回 7月11日 奈良八景の誕生と継承  鎌田道隆

→奈良大学 > トッピクス 奈良文化論について http://www.nara-u.ac.jp/topics.html#82


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2008年11月22日 (土)

山辺の道・北道を考える 

青垣サロン&寧楽文化講座と山辺の道・北道を考える会との共催のシンポジウム「山辺の道・北道を考える」を聴講しました。
前者は、第31話、後者は、第3回となっています。
両者とも、初めて聞く団体です。
奈良市北部会館においてあったビラで、開催を知りました。
ビラでは、誰でも参加できるシンポジウムかどうか、聴講料がいるのか無料なのかなど、分からなかったのですが、出かけてみました。
受付で、「ハガキがありますか」と聞かれ、「ありません」と応えると、その場で参加名簿に名前記入を求められ、入場、資料代500円。(やはり事前に参加申込が必要だったのだ)

講師
青 山 茂 帝塚山短期大学名誉教授 奈良学
水野正好 奈良大学名誉教授  考古学
近江昌司 天理大学名誉教授  歴史学
調整
辻 中 昊 元天理市文化財保存審議委員

先生がたの基調講演
青山先生「海外を見据えた大和の古道」
水野先生「山辺の道・上つ道の王都と古墳のロマン」
近江先生「弘仁寺、正暦寺、白毫寺」
のあと、小休憩を挟み16:30まで討論会なのですが、・・・

ビラには、日時13:30~15:30とあったので、後の予定を組んでいました。
各40分の先生がたの講演が終わったところで、すでに3時40分。
小休憩で退席、残念ながら、肝心の討論会を聞くことができませんでした。

青山先生「海外を見据えた大和の古道」
日本書紀の関連記事をもとに、山の辺の道は、「三輪山麓の磯城の宮都から青垣の東山麓を北上、奈良坂を越えて、それで終わっているのではない。この道は、木津川筋を下り、巨椋池から淀川筋に合流して、やがて、難波津から海外に拓かれた道であるからこそ、大きな意味を持った古道なのだ」と主張

水野先生「山辺の道・上つ道の王都と古墳のロマン」
「倭国女王ヒミコの都は、邪馬台国大和郷、大和神社の地(上つ道沿い)にあった、崇神・垂仁・景行天皇の都も上つ道上に営都されている。初期の前方後円墳も、この2つの道を利用して築かれていく、とすれば(山辺の道、上つ道は)ヒミコ女王以前に存したのではないか」とロマンを語る

近江先生「弘仁寺、正暦寺、白毫寺」
「9~10世紀の山辺の道北部の山地は、修行僧によって仏教の聖地になぞらえるようになり、あの世への入口にもなる。そこに末法思想が展開し極楽往生を願って寺院が作られ、古くからの寺院は祈祷の堂宇に改変される。」と、弘仁寺、正暦寺、白毫寺の縁起を資料を基に説明

次回講演は、青垣サロン&寧楽文化講座Webによると、H21. 1.24(土) 13:30~15:30

→青垣サロン&寧楽文化講座 http://www.geocities.jp/aogakisaron/
→とし坊の「大和の古墳探索」 山辺の道Ⅱ http://www.aa.alpha-net.ne.jp/takeoka7/page007.html

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2008年9月20日 (土)

平城京から長岡・平安京へ

今日から、奈良大学の公開講座奈良文化論の下期講座「大和の交通と旅について考える」が開講されるのですが、今日は、平城宮跡資料館で平城宮跡サロンの平城宮跡歴史文化講座が開催されます。
どちらも聴講したいのですが、
平城宮跡資料館に歴史文化講座「平城京から長岡・平安京へ」を聴きに行きました。
講師は、奈良女子大学教授舘野和己さん。

奈良時代の天皇は天武天皇系。
770年、約1世紀ぶりに天智天皇系の光仁天皇が誕生。
井上皇后、他戸皇太子を廃し、773年、山部親王が皇太子となる。
780年12月を1日増やして、781年1月1日を辛酉(しんゆう)年の辛酉日とし、天応元年とする。
辛酉年には天命が降下して新皇帝が出現するとされる(辛酉革命)。
同年4月、山部皇太子が光仁天皇から譲位され即位(桓武天皇)。
翌天命2年、天応の暦を長く伸ばすべく「延暦」と改元。
桓武天皇には、新王朝樹立の意識があり、天武朝の都が置かれた大和から離れ、新王朝にふさわしい都城の建設を急いだ。
平城京の副都であった難波宮の建物を移築し、784年、長岡京に遷都。
長岡遷都を急ぎすぎ、長岡京の規模などが不十分だったことなどから、793年、葛野(かどの)への再遷都を決め、794年、遷都、新京を「平安京」と名づけ、「山背国」を「山城国」に改称する。

その後の平城宮
806年、桓武天皇死去、長子の安殿親王即位(平城天皇)。
809年に弟の嵯峨天皇に譲位した平城上皇が平城宮に入り、薬子の乱(810年)後も、平城上皇は平城宮に住み続ける。
824年、平城上皇死去し、平城宮は終焉。
道路部分から水田化が始まり、条坊地割は破壊されず、水田化が進み、地割現存。

次回講演会は、来年1月25日予定。

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2008年5月23日 (金)

奈良大学 会津八一書簡展

奈良大学図書館は、一昨年、会津八一の東大寺観音院上司海雲宛書簡124通を購入しました。
会津八一の奈良への初旅が明治41年(1908年)8月で、今年が八一の奈良初来訪百周年に当たることでもあり、奈良大学では、新潟の会津八一記念館の協力を得て、図書館所蔵書簡を中心に、「会津八一書簡展 -奈良を学び 奈良を詠うー 」を、7月21日まで、構内の博物館で開催しています。
観に行ってきました。
書簡のほかにも、八一の詩集や色紙などが展示されています。
歌の色紙は、見知っている歌でもあり、私でもなんとか判読できます。
書簡は達筆で殆んど、読めませんが、すべての展示品に、タイプの読みや解説が付いています。
八一の奈良県下の歌碑の写真と一覧表がありました。
歌碑所在の寺院には、ほとんど行ったことがありますが、歌碑15基のうち、まだ7基しか現認していません。
気づかずに傍らを素通りしていたようです。

奈良大学博物館 http://www.nara-u.ac.jp/museum/


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2008年5月18日 (日)

飛鳥から藤原、平城京へ

平城宮跡サロンの平城宮跡歴史文化講座を聴きに行きました。
今年度講演会の年次共通テーマは「古代都城の遷都を考える ~飛鳥・藤原京、長岡京、平安京への遷都の謎を探る~」です。
今年度初回(前年度より5回目)の講演会は、奈良大学寺崎保広先生の「飛鳥から藤原、平城京へ」です。

この講演会は定員約200名で、事前申込制です。
Eメールで参加を申し込みました。
昨年も、Eメールで申し込んだのですが、当日行くと参加登録されておらず、空席があったので、その場で参加申込の当日参加となりました。
今回は、Eメール申込に対しEメールで受付の返信があり、参加名簿に登録されていました。
座席は、ほぼ満杯でしたが、当日申込・参加の方も若干名いたようです。

「宮」とは、御屋(御宅)で、元来は「神の住まい」。
飛鳥時代までは、大王の代替わりごとの宮を遷っていた。
大王の住まいだけなので、容易に遷宮できた。
死の穢れを避けるためとか、代替わりを明示させるためだとか説明されている。

天皇中心の律令制度により、宮の周りに官人が集うようになる。
藤原宮は、初めて都城を伴う恒久の宮として造営された。

708年 平城遷都の詔(続日本紀巻第四元明天皇和銅元年2月)
710年 平城に遷都、左大臣石上麻呂を留守とする

藤原宮から平城宮へ、遷都を巡る諸説の説明がなされました。
遷都は、いろいろな要因の複合で実施されたのでしょうが、704年遣唐使帰国により、長安城をモデルにした都造りをしたとの理由が有力のようです。

次回講演会は、
平成20年9月20日(土)
演題 平城京から長岡・平安京へ
講師 奈良女子大学 舘野和己先生
次々回は、
平成21年1月25日(日)
演題 聖武天皇の相次ぐ遷都
    ~恭仁京、紫香楽宮、難波宮遷都はなぜ~

講師 滋賀大学名誉教授小笠原好彦先生
の予定です。

平城宮サポートネットワーク(天平のひろば) http://heijyonet.org/index.html

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2008年4月20日 (日)

倭国女王卑弥呼と崇神天皇と

NHKオムロンけいはんな文化フォーラムで、水野先生の「倭国女王卑弥呼と崇神天皇と」を拝聴しました。

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2008年4月19日 (土)

木棺から石棺へ

奈良大学公開講座「奈良文化論:大和“木”物語」を聴講しました。
先週初回、今週2回目です。
今年度は、初回、2回目共に、聴講者は、昨年以上に多数です。
先週は、用意されていた資料が足りず、遅く来た人には資料が回りませんでした。

先週は、寺崎保広先生の「木簡はなぜ広く使われたのか?」でした。
今週は、白石太一郎先生の「木棺から石棺へ」です。

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2008年4月10日 (木)

奈良大学 奈良文化論 4月12日開講

奈良大学の今年度の公開講座「奈良文化論」が4月12日から開講されます。
今年度前期は、「大和“木”物語」、後期は、「大和の交通と旅について考える」です。

***講座予定***
奈良大学 http://www.nara-u.ac.jp/ トピックス
奈良文化論のご案内 より抜粋引用

平成20年度 奈良文化論 概要
場所: 奈良大学 C102教室
時間: 土曜日13時~14時30分

平成20年度 奈良文化論 日程表
前期 奈良文化論I
テーマ:大和“木”物語
平成17年前期の"水"、昨年後期の"土"をテーマとした「物語シリーズ」の第3弾として"木"を取り上げる。「木」は日本文化にとって欠くことのできないものであり、生活や信仰、文化財などのさまざまなところで使われている。そのような"木"の種々相を紹介する。

4月12日寺崎保広「木簡はなぜ広く使われたのか」
4月19日白石太一郎「木棺から石棺へ-大和の古墳の棺(ひつぎ)が語るもの」
4月26日西山要一「発掘された古代木工品」
5月10日三宅久雄「大和の木造」
5月17日秋山秀一「奈良の木材産業」
5月24日田中淳夫「吉野林業と割り箸」
5月31日長坂成行「『太平記』と奈良の寺社」
6月7日東野治之「法隆寺の造営木材」
6月14日元濱涼一郎「奈良の木地師」
6月21日岩崎敬二「奈良の天然記念物の木々」
6月28日栗田美由紀「正倉院宝物にある樹の意匠」
7月5日藤本寿彦「幸田文と木」

後期 奈良文化論II
テーマ:大和の交通と旅について考える
奈良へは日本各地から、さらには海外からも旅人が訪れる。今年後期は「旅」シリーズの一環として「交通と旅」を取り上げ、道路、乗物等々について時代的位相も交えて紹介する。

9月20日浅田 隆「巡礼の道(吉野、高野、熊野)」
9月27日上野 誠「旅の文学ー大和を中心に」
10月4日三木理史「近代奈良の鉄道」
10月11日松藤貞人「吉野鉄道と大和鉄道(大和の軽便鉄道)」
10月18日松本辰雄「乗合バス事業の歴史と現状-奈良交通」
10月25日近江俊秀「古代の道路遺構-大和を中心として」
11月8日市 大樹「奈良時代の交通路」
11月15日塩出貴美子「鑑真の旅ー『東征伝絵巻』より」
11月22日安田真紀子「江戸時代の名所案内記に見る大和観光」
11月29日滝川幸司「斎宮群行の和歌」
12月6日鎌田道隆「庶民の旅・お伊勢まいり」
12月13日芹澤知広「外国語の観光ガイドブックに描かれた奈良」

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